T'sFactory 予備品管理のヘルプ

概要
予備品の社員等への払出データを入力するための画面です。

操作手順

1. この画面では、画面左上の入力欄より順番にデータの入力を進めていきます。それぞれのデータを入力するたびにEnterキーを押してください。それによってカーソルが次の入力欄に移動します。
   
   
   • 予備品コード
     まず、払出する予備品の「予備品コード」を一覧から選択または直接入力します。ここには「予備品登録編集」画面で入力された予備品が選択肢として一覧表示されます。もし必要な予備品が表示されない場合には、「予備品登録編集」画面に戻ってその登録を行ってください。
     予備品コードを入力すると、その予備品の名前や単位、写真などが画面に表示されます。
     
     
     • 「セット品登録編集」画面においてその予備品に子予備品が登録されている場合、それらの情報が「子予備品」欄に一覧表示されます（ここでそれを編集することはできません）。
       
       
       
     • 選択された予備品のより詳しい情報を確認したい場合には、「予備品コード」欄の右にある[詳細]ボタンをクリックしてください。これによって、「予備品登録編集」画面で登録された、より詳しい予備品情報が別の画面として表示されます。
       
       
       
     • リーダーを使ってデータ入力する場合には、バーコードやQRコードの読み取りと同時にEnterキー入力もするモードに設定してください。それによって、予備品コードの読み取りと同時に直ちに次の「払出数量」入力に操作を進めることができます。なお、予備品コードのバーコードやQRコードは「予備品一覧」画面より印刷することができます。
       
       
   • 払出数量
     実際に払出する予備品の「払出数量」を入力します。
     
     
   • 社員コード
     予備品の払出先者となる「社員コード」を一覧から選択または直接入力します。なお、社員コードの一覧に入力したい社員が表示されない場合には、「社員マスタ」画面に戻ってその登録を行ってください。
     
     
   • 親子履歴追加
     子予備品がある場合、払出数量を入力するとこの選択欄が使えるようになります。右に表示されたメッセージをしたがって、必要に応じてチェックマークを付けます。
     
     
     • 上部で入力された予備品コードが”子”予備品を持っている場合、これにチェックマークを付けることで、その”親”予備品だけなく”子”予備品もデータ上個別に払出したことにして（納入払出履歴へ追加）、在庫を減らすことができます。
       
       
     • 一方、その予備品が”親”予備品を持っている場合、その払出数量によっては”親”予備品の在庫数量も減る場合があります。
       
       例） 親予備品Aが”子予備品X：入数２”と子予備品Y：入数２”で構成されているとします。現在在庫が”A＝２、X＝４、Y＝４”であるとき、子予備品Xを１つ払出すると、入数の構成上、親予備品Aは在庫数量２を満たさなくなりますので、Aの在庫を２→１としても数字が合うことになります。
       そのようなとき、これにチェックマークを付けることで、その”子”予備品だけなく”親”予備品も払出されたことにして（納入払出履歴へ追加）、在庫を減らすことができます。
       またそのようなケースでは、同じ”子”予備品が複数の”親”予備品で使われていることもあります。その場合にはさらに払出履歴への「追加親予備品」欄の一覧からその対象を選択してください。
       
       【注意】
       • ここでは複数の追加親予備品を選択できません。セット品である複数の親予備品に跨ぐ形でそれら共通の子予備品を払い出す場合には、チェックマークは付けずに、「納入払出履歴」画面でマニュアルでその「払出数量」（＝在庫の減算数量）の入力を行ってください。
       • また、実際には払出処理で在庫が減らないこともあります。たとえば親予備品の在庫数量が子予備品の在庫数量÷入数の値より大きいときなどです。
       
       
   
   
2. 最後に[OK]ボタンをクリックします。Enterキーで入力を進めていった場合はこの時点で[OK]ボタンにフォーカスがありますので、ここでもEnterキーを押すだけです。
   それによって確認メッセージが表示されますので、そこで[OK]を選択することで払出データの登録処理が実行されます。
   
   
   
3. １件分の払出データの登録処理が完了すると、すべての入力欄がクリアされ、カーソルが「予備品コード」の欄に戻ります。これによって次の予備品の払出入力の操作へ移ります。
   
   
4. 上記の操作を繰り返し、すべての予備品の払出入力を行います。

各ボタンの機能