実績能力計画画面

概要
月別の能力計画の実績を入力・編集する画面です。


操作手順

  1. まず、画面の左上にある「生産年」の欄に西暦を直接入力するか、一覧から選択します(今日現在の年が初期表示されています)。

  2. まだ実績能力計画をまったく入力していない生産年を選んだ場合には、新規レコードだけの画面が表示されます。「生産場所コード」を一覧から選択するとともに、各月の能力工数を入力していきます。
    その際、「生産場所名」と「合計」は自動的に表示されます。また、「生産場所コード」の一覧には、「生産場所マスタ」画面で入力された生産場所だけが選択肢として一覧表示されます。もし必要な生産場所が表示されない場合には、「生産場所マスタ」画面に戻ってその登録を行ってください。

  3. すでに実績能力計画を入力してある生産年を選んだ場合には、すでに入力済みの実績能力計画一覧が表示されます。必要に応じて編集を行ってください。

  4. 必要に応じて、ファイル出力、帳票のプリントアウトなどの操作を行います。


各ボタンの機能

新規 カーソルを表の一番下の空行に移動し、新規レコードを入力できる状態にします。

削除 現在カーソルがある1行を削除します。このボタンをクリックすると確認メッセージが表示されますので、削除してよければそのまま[はい]ボタンをクリックしてください。

能力明細入力 一覧表で現在カーソルがある生産場所・月について、”日別”の就業時間や就業人員からその月の能力工数を計算するための「能力明細入力」画面を表示します。
このボタンをクリックすると下図のような画面が表示されますので、日別に「就業時間」と「就業人員」を入力していきます。それによって日別の能力工数や月全体の能力工数合計が自動的に計算され、[閉じる]ボタンで画面を閉じることで実績能力計画画面にその値が反映されます。

  • 一覧表内の1月〜12月の欄のダブルクリックでも同様の画面を開くことができます。
    ※このボタンおよびダブルクリックは1月〜12月以外の欄にカーソルがある場合は機能しません。
  • 「能力明細入力」画面では一度に複数の月のデータをまとめて入力することでもできます。その場合は画面上部の[生産月]のボタンをクリックして月を切り替えてください。月を切り替えるタイミングで月全体の能力工数合計が実績能力計画画面に反映されます。
  • [時間一括入力]ボタンを利用することで、その月のすべてに日にちに同じ就業時間値を一括入力することができます。
  • [人員一括入力]ボタンを利用することで、その月のすべてに日にちに同じ就業人員値を一括入力することができます。
  • この機能はあくまでも月ごとの能力工数の計算を支援するためのものです。ここで入力されたデータは編集の都度、実績能力計画画面に反映されますが、実績能力計画画面の方で直接入力された値はこの能力明細入力の画面には反映されません(月合計の変更が日別にどのように反映するか判別できないため)。
    したがって、実績能力計画画面で変更を加えたあと、能力明細入力画面で変更を加えると元の値に戻ってしまいますので、注意してください。

予定引用 画面に表示されている”実績”の能力計画に対して、同じ生産年の”予定”能力計画データを引用します。実績は予定とまったく無関係ではないため、まずは予定値をベースにして、それに変更や追加を加えるような形で実績入力を行いたい場合、この機能を使うことによってデータ入力を省力化することができます。
  • ただし、予定にあって実績にはないキーのレコード(まだ実績として入力されていないレコード)が”追加”されるだけです。すでに画面上に入力されている実績データの”更新や削除”は行われません。
  • よって入力済みの各月の実績値が予定値で上書きされるわけではありません。また同じキーのレコードがすでにある場合は引用処理前後のデータ内容は一切変わりません。
  • 上記の仕組み上、間違った予定データを引用した場合、再度正しいデータを引用し直そうとしてもすでに実績データがあるため引用されないことがあります。そのようなときは間違って引用された行をすべて削除し直してから引用処理を再実行してください。

このボタンをクリックすると下図のような画面が表示されますので、引用元の計画時点とデータの範囲を選択して[OK]ボタンをクリックします(生産年は固定です)。

  • 「生産場所や製品コード等のキーデータのみ」を選択した場合は、生産場所の列のデータのみが引用され、各月のデータは空欄となります。実績値はその都度新たに入力していきたい場合はこちらを選択します。
  • 「キーデータと1月〜12月のデータも含める」を選択した場合は、すべての列に予定のデータが引用されます。各月にいったん予定値を入れ、それを順次実績値に変更していきたい場合はこちらを選択します。
  • ここで選択された「計画時点」は本アプリケーションすべての画面において”共通の既定値”となります。以降、この画面や他の画面でもその選択値が初期表示されるようになります。
  • この処理では、生産場所別・月別の能力明細入力のデータまでは引用されません。

ファイル 現在画面表示されている生産年の実績能力計画をExcelファイルあるいはCSVファイルに出力します。「ファイル出力選択」画面が表示されますので、ファイル形式をExcelファイル/CSVファイルのいずれかから選択するとともに、出力先のファイル名を[参照]ボタンなどによって指定してください。

※「出力後にファイルを開く」にチェックマークを付けておくと、ファイル出力後に拡張子に関連付けられたアプリケーションが自動起動してそのファイルを開くことができます。

印刷 現在画面表示されている生産年の能力計画を、「実績能力計画表」として帳票に印刷します。

プレビュー 現在画面表示されている生産年の能力計画を、「実績能力計画表」として画面上でプレビューします。

閉じる この画面を閉じて、「メインメニュー」画面に戻ります。