ネットワークでの利用

ネットワーク上に配置された複数のパソコンで本アプリケーションを利用する場合には、次のような手順でセットアップを行ってください。

TFctData.accdb   TFctPkg.accde   TFctPkg.accde   TFctPkg.accde


  1. 配布ファイルを解凍します。

    • 体験版・通常製品版・ソース公開版いずれも、配布ファイルはZIP形式に圧縮されています。本アプリケーションを利用するには、まずそれらのファイルを解凍する必要があります。

    • ZIPファイル内のデータベースファイルを直接開いた場合には、次のような”読み取り専用”の警告メッセージが表示され、正常動作しません。


  2. TFctData.accdbやTFctSamp.accdbなどの「データ・データベースファイル」をサーバーマシン、あるいはその代用となる1台のパソコン上に配置します。必要に応じて、保存先フォルダを作成してください。

    • すでに他のT'sFactoryシリーズのアプリケーションを利用されている場合、そのデータ・データベースファイルに保存されたデータを生かしたまま、本アプリケーションでもそれを共通的に使うことができます。その場合には、同梱されたデータ・データベースファイルは上書きせず、既存のファイルをそのまま使ってください。ただし、アプリケーションのバージョンによっては共通利用できない場合もあります。

    • 【注意】
      すでに「製品版」のT'sFactoryシリーズのアプリケーションを利用されている場合、「体験版」では絶対に、「製品版」のデータ・データベースファイルを使っての試用は行わないよう注意してください。体験版の使用制限によって、これまでに蓄積されたデータが削除されてしまう場合があります。


  3. 上記フォルダに対して、共有アクセス権を設定し、ネットワーク上の他のパソコンからアクセスできるようにします。アクセス権限としては、読み取り・書き込み・作成・削除など、すべてのファイルアクセス権限が必要です。

  4. TFctPkgT.accdeやTFctPkg.accdeなどの「アプリケーション・データベースファイル」を、利用するすべてのパソコン上の任意のフォルダにそれぞれコピーして配置します。

  5. エクスプローラなどを使って、そのパソコンからデータ・データベースファイルが見られることを確認してください。もし確認できない場合には、Windowsのネットワーク関係の設定やネットワーク機器などをチェックしてください。なお、本アプリケーションの利用にあたっては、必ずしもネットワークドライブの割り当てを行う必要はありません。

    ※ネットワーク関係の設定に関しては、本アプリケーションとしてはサポートできません。お客様ご自身の責任で行ってください。

  6. 「ソース公開版」に同梱されているBTサンプル版を使う際には、あらかじめ「BTアプリケーションビルダ」を購入のうえ、それに含まれるBT-1000用のライブラリやドライバ等をセットアップする必要があります。詳細については、同梱されている「BT説明書.pdf」をご覧ください。