T'sFactory 所要量計算 Ver 5.10
製造業において、ある製品を作るために、どんな部品がいくつ必要か、その製品を構成する部品表データに基づいて計算を行うのが「所要量計算」です。その計算結果は、部品の手配や品揃え、工程計画など、生産のさまざまな場面で利用することができます。
しかし、その所要量計算も、単純な構造の製品、使用部品の少ない製品であれば手計算でも十分対応できるかもしれませんが、複雑な親子関係を持った部品から成る製品や多くの種類の部品を使う製品の場合には、非常に多くの労力が必要となります。また、計算間違
いも発生しやすいことでしょう。
そこで、そのような膨大な計算業務を、パソコンを使って効率化・省力化してくれるのが本データベースアプリケーションです。
あらかじめ、1つの製品を構成する部品表データ(構成や必要数量など)を登録しておくことによって、さまざまな角度からの所要量計算を、簡単かつ迅速に行うことができます。
全体の画面フロー
本アプリケーションで操作する、「メインメニュー」画面から表示される各画面のフロー、またそれに関連した帳票やファイルのフローの概要は以下の通りです。
(クリックで拡大表示されます)
特 徴
- 月別・日別の部品所要量を簡単計算
- 製品の月別生産計画を入力することによって、全製品の月別の使用部品を一度に集計する、月別所要量計算を行うことができます。
- 製品の日別生産計画を入力することによって、全製品の日別の使用部品を一度に集計する、日別所要量計算を行うことができます。
- 所要量に対するコストの表示
- 月別・日別の部品ごとの所要量に対して、製造原価(材料費+加工費)を掛け合わせたコストを一覧表示することができます。
- 製品単品やAssyの部品所要量を簡単計算
- ある1つの製品とその生産数量を入力することによって、その製品単品の所要量計算を行うことができます。
- あるAssyとその生産数量を入力することによって、そのAssyの製作に必要な子部品の所要量計算を行うことができます。
- 所要量計算結果のさまざまな出力
- いずれの所要量計算の結果も、部品別集計画面として直ちに確認することができます。
- いずれの所要量計算の結果も、部品別・購入先(外注含む)別に集計して、帳票に出力することができます。
- いずれの所要量計算の結果も、ExcelファイルあるいはCSVファイルに出力することができます。
- 階層構造による部品登録
- 所要量計算の基準となる部品表は、製品と部品、部品と部品の親子関係を階層構造(ストラクチャ形式)で登録することができます。
- 部品表の階層レベルは最大8まで設定することができます(カスタマイズによっては事実上無制限)。
- 各種マスタ登録と利用
- 製品や部品、素材、購入先などをマスタ登録しておくことによって、生産計画や部品表に簡単に呼び出して入力することができます。
- ストラクチャ形式/サマリ形式の両対応
- ストラクチャ形式で入力された部品表データは、ストラクチャ形式/サマリ形式の両方で帳票に出力することができます。
- ストラクチャ形式から自動変換されたサマリ形式データを画面上で確認することができます。
- 図面ファイル等の登録・表示
- 部品表や部品マスタ画面では、部品に関する図面ファイルを呼び出して、CADソフトで開くことができます。また図面ファイルだけでなく、Excel等の関連資料も登録・表示することができます。
- 類似データの効率的な入力支援
- 過去の計画データを引用することによって、計画値の入力を省力化することができます。
- 部品表の入力に際しては、ある製品の部品表データを別の製品に丸ごとコピーすることができますので、類似製品のデータ入力を大幅に省力化することができます。
- 部品表に登録されたいくつかの部品をAssyデータとして登録することによって、さまざまな製品で再利用することができます(Assyデータを編集することも可)。
- 生産計画データのExcel等への出力
- 月別生産計画・日別生産計画のデータは外部のファイルにも出力することもできますので、Excelなどを使ったデータの再利用にも役立てられます。
- マスタデータのインポート
- いくつかのマスタデータについては、外部のCSVファイルからインポートすることができます。
- CSVファイルの内容に連動させて、マスタの更新・追加・削除が可能です。
- アクセス権限管理
- ログインユーザーやパスワードを登録・管理することができます。
- ユーザーごと・画面ごとに編集可/閲覧のみ可/使用不可の3種類のアクセス権限を設定・管理することができます。
- Accessの基本機能の活用
- すべての帳票はプレビューすることができます。実際に印刷する前に、そのイメージを確認することができます。
- 本アプリケーションは、Microsoft Accessで作られています。Accessがあらかじめ持っているさまざまなデータ操作機能(コピー、貼り付け、検索、置換、並べ替え、フィルタなど)をそのまま利用することができます。
- データベース容量として、最大2GBまでの情報を1つのファイルとして扱うことができます。その範囲であれば、登録件数は無制限、また運用方法やカスタマイズによってはファイルサイズも事実上無制限です。
- ネットワークによるデータ共有
- データベースをネットワーク上の複数のパソコンから共有することができます(※パソコン台数分のライセンスが必要)。
- 保存されたデータは、他のT'sFactoryシリーズのアプリケーションと共有することができます。
- アプリケーションのカスタマイズ
- Accessの知識があれば、画面や帳票、機能を自由にカスタマイズすることが可能です(※ソース公開版の購入が必要)。
画面/帳票一覧
画面 |
出力帳票 |
出力ファイル |
- メインメニュー
- 月別生産計画
- 月別所要量
- 月別所要量コスト
- 日別生産計画
- 日別所要量
- 日別所要量コスト
- 単品所要量
- Assy所要量
- 部品表作成
- 部品表一覧
- サマリ部品表
- 製品マスタ
- 部品マスタ
- Assyマスタ
- 素材マスタ
- 購入先マスタ
- マスタインポート
- アクセス権限
- リンク先設定
- 印刷選択
- プレビュー選択
- ファイル出力選択
- 各種検索引用
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- 月別所要量一覧表(部品別)
- 月別所要量一覧表(購入先別)
- 日別所要量一覧表(部品別)
- 日別所要量一覧表(購入先別)
- 所要量日程表
- 単品所要量一覧表(部品別)
- 単品所要量一覧表(購入先別)
- Assy所要量一覧表(部品別)
- Assy所要量一覧表(購入先別)
- 部品表ストラクチャ
- 部品表サマリ
- 部品表一覧表
- サマリ部品表
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- 月別所要量(Excel形式)
- 月別所要量(CSV形式)
- 日別所要量(Excel形式)
- 日別所要量(CSV形式)
- 単品所要量(Excel形式)
- 単品所要量(CSV形式)
- Assy所要量(Excel形式)
- Assy所要量(CSV形式)
- 月別生産計画(Excel形式)
- 月別生産計画(CSV形式)
- 日別生産計画(Excel形式)
- 日別生産計画(CSV形式)
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画面/帳票イメージ(クリックで拡大表示されます)
動作環境
本アプリケーションを動作させるためには、Microsoft Access 2019(32bit版 または 64bit版)または Access for Microsoft 365(2019相当の32bit版
または 64bit版)など がインストールされており、かつ快適に動作するパソコン環境が必要です。またネットワークでご利用になるには、その環境およびアクセス権等の設定が必要です。
※ それ以外のバージョンについては動作確認しておりません。”体験版”をダウンロードして実際にご確認ください。
※Accessをお持ちでない方、あるいはAccessのインストールされていない複数のパソコンで利用をされたい方向けに、Microsoftより 無償のAccessランタイムが提供されています(動作制限あり/T'sFactory製品外のためサポート対象外です)。下記よりダウンロードできます。
Office 365 Access ランタイムのダウンロードとインストールをする
- 1280×768ピクセル以上の解像度で表示可能なディスプレイ、およびその設定がされていることが必要です。 なお、ディスプレイ設定でカスタムの拡大/縮小設定が行われている場合は想定外のレイアウトで表示される場合があります。
- 十分な空き容量のハードディスク、キーボードやマウス等の一般的なハードウェアが必要です。
- Accessが動作可能なOS、および必要なパソコンのスペック等の詳細は、Micorsoftのホームページにてご確認ください。
体験版ダウンロード
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操作説明書(オンラインヘルプ)
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価格
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