全般
T'sFactoryの「アプリケーション・データベース」の最適化については、Accessのリボンからのマニュアルでの方法や、「データベースを最適化するショートカットの作り方」のようにショートカットを作って実行する方法があります。これらの方法では、データベースの起動と最適化の操作はそれぞれ別に行うことになります。
一方、バッチファイルを作っておくことによって、まずデータベースを最適化し、そのあとアプリケーションを起動するという２つの操作を連続して行わせることができます（もちろん順番は逆でもかまいません）。ふだんアプリケーションを使うときは、Accessでデータベースファイルを開くのではなく、このバッチファイルを実行するようにします。
バッチファイルは次のような手順で作成します。
- テキストエディタやメモ帳などを使って、次の２つの命令を記述します。 1つめがデータベースを最適化する命令、2つめがデータベースを起動する命令です。
- アプリケーションDBファイルのパス ＋ 半角スペース ＋起動オプション『/compact』
- アプリケーションDBファイルのパス
- 編集した内容を保存します。ファイル名は何でもかまいませんが、拡張子はバッチファイルですの『.bat』とします。
- 実行するには、このバッチファイルをダブルクリックするなどします。
- 実際の動作としては、最初にAccessが開いてデータベースの最適化だけを行い、そのままAccessはいったん終了します。
- 次に、再度Accessが開いてデータベースが起動し、本来のメインメニューが表示されます。
なお、バッチファイルであるため、上記で記述した命令はAccessが終了するまで待機状態となります。アプリケーションが動作中、下記のようなコマンドプロンプトのウィンドウが開いたままになりますが、アプリケーションDBの終了とともにこのバッチファイルも終了してコマンドプロンプトのウィンドウも閉じます。
