全般 ディスプレイ解像度に対応したカスタマイズ例 2010/07/13

T'sFactoryシリーズの各画面は、ディスプレイ解像度「1024×768ピクセル」を前提にデザインしてあります。
それよりも高い解像度のディスプレイ(よりたくさんの領域が表示されるディスプレイ)では、ディスプレイ全体に対して画面が小さくなり、画面周囲のスペースがもったいなく感じるかもしれません。

またその場合、ウィンドウを最大化することもできますが、Accessの特性上、通常のデザインのまま画面を最大化しても、画面内のコントロールのサイズや位置はそれに連動して変わることはありませんので、結局またスペースが出来てしまいます。



そのような場合、フォームをカスタマイズすることによって、画面サイズに応じてフォーム内のコントロールのサイズや位置が自動的に変わるようにすることができます。

それには、一例として、フォーム内のコントロールに次のようなプロパティ設定(水平アンカープロパティと垂直アンカープロパティ)を行います。
なおこの方法は、Access2007以降のみ有効です。Access2003以前のバージョンではできません。また、デザイン変更はソース公開版でのみ可能です。

  • サブフォーム
    • 水平アンカー: 両方
    • 垂直アンカー: 両方

  • 下部ボタン上部の直線
    • 水平アンカー: 両方
    • 垂直アンカー:

  • 下部の左寄りのボタンまたはオプショングループ
    • 水平アンカー:
    • 垂直アンカー:

  • 下部の右寄りのボタン
    • 水平アンカー:
    • 垂直アンカー:

この設定を行うと、フォームのサイズを変えたときやフォームを最大化したとき、次のような画面表示になります。元のフォームに対して、サブフォームは上下に大きくなり、ボタン類は常にフォームの下に貼り付くように配置されていることが分かります。

■サイズ変更時


■最大化時



アンカーに関する参考:「アンカーのいくつかの適用バリエーション」
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