入出庫履歴画面

概要
既存の入庫データおよび出庫データを入出庫日付順にすべて一覧表示する画面です。特定の条件でデータを抽出したり、既存の入出庫データを編集したり、新規の入出庫データを追加入力することもできます。


操作手順

  1. まず、この画面を開くと、画面下半分にすべての入出庫履歴が一覧表示されます。表示される範囲は、本アプリケーションを導入してから、あるいは最後に棚卸の在庫更新処理を行ってから、現在までの入出庫データです。この明細を細かく確認したい場合には特に操作はありません。画面をスクロールすることによって、個々のデータを閲覧してください。

  2. この画面では、いくつかの条件によって、すべての入出庫履歴の中から該当する一部のデータだけを抽出して画面表示させることができます。抽出条件には次の3つが用意されています。これらは併用して絞り込むこともできます。

    • 入出庫日付
      入出庫日付の期間を指定することによって、その期間に入出庫されたデータだけを抽出します。例えば、"2017/09/01"〜"2017/09/30"と指定すれば、2017年9月の入出庫データだけを抽出することができます。また、"2017/09/01"だけを左の入力欄に指定し、右の入力欄を空欄にした場合には、2017年9月1日以降のすべてのデータが抽出されます。左の入力欄を空欄にして、右の入力欄に"2017/08/31"と指定した場合には、2017年8月以前のすべてのデータが抽出されます。

      • 日付の入力にあたっては、右にあるボタンを使うことによって、その範囲の日付をクリック1つで自動入力することができます。例えば、今日の日付が2017年11月のいずれかの日である場合、[今月]ボタンをクリックすることによって、"2017/11/01"〜"2017/11/30"が自動的に入力されます。[前月]ボタンなら"2017/10/01"〜"2017/10/31"が自動的に入力されます。


      • それぞれの日付の入力方法には次のようなものがあります。また入力欄右に表示されるアイコンをクリックすることでカレンダ画面から選択することもできます。
        • 2017/09/01
        • 2017/9/1
        • 2017-9-1
        • 17/09/01
        • 17/9/1
        • 9/1 (年を省略した場合、自動的に現在日付の年が使われます)
        • 9-1 (年を省略した場合、自動的に現在日付の年が使われます)
        • 2017年9月1日
        • H29/9/1 (平成は「H」、昭和は「S」、大正は「T」、明治は「M」)
        • H29-9-1

    • 保管場所
      指定した保管場所への入出庫データだけを抽出して表示します。1つの保管場所に複数の部品が保管されているような場合に、この機能を使うと便利です。

    • 部品コード
      指定した部品の入出庫データだけを抽出して表示します。1種類の部品が複数の保管場所に分散して保管されているような場合に、この機能を使うことによってそれらをまとめて表示させることができます。


  3. 上記の抽出条件を設定したら、画面右上にある[抽出実行]ボタンをクリックします。これによって、指定した条件によるデータ抽出が実行され、画面下半分の一覧の内容が切り替わります(抽出条件を指定しただけでは抽出処理は行われません)。

  4. 抽出を解除して、すべてのデータが表示されている状態に戻すには、画面右上にある[すべて表示]ボタンをクリックします。また、[条件クリア]ボタンをクリックすることによって、それまでに入力されていた各抽出条件の欄をすべて空欄に戻すことができます。

  5. この画面では、必要に応じて、過去の入出庫履歴データを編集することもできます。編集したい項目をマウスでクリックするなどして、データを改めて選択あるいは直接入力してください。

    ※ただし、編集できるのは保管場所コード・部品コード・入庫数量・出庫数量だけです。それ以外の項目については変更することはできません。また、新規に追加した場合にも、日付は今日現在の日付となり、それを変えることはできません。

  6. また、[過去履歴]ボタンをクリックすることによって、さらにそれ以前の入出庫履歴、すなわち最後に棚卸画面の[在庫更新]処理が実行される以前の入出庫履歴を「入出庫過去履歴」画面として表示させることができます。この画面によって、本アプリケーション導入後のすべての入出庫履歴を確認することができます。

    ※この画面でも、「入出庫日付」や「保管場所」・「部品コード」によるデータ抽出や日付による並べ替えができます。
    ※この画面では、履歴データの変更や新規追加はできませんが、既存レコードの削除だけは可能です。ただし、過去のデータのですので、現時点の在庫数量には影響は与えません。また削除した場合は完全にデータベース上の履歴から削除されます。


各ボタンの機能

日付昇順 入出庫履歴のデータの並び順を、「入出庫日付」の"昇順"(日付の古い順)にします。画面を開いた直後はこの状態になっています。

日付降順 入出庫履歴のデータの並び順を、「入出庫日付」の"降順"(日付の新しい順)にします。

新規 カーソルを表の一番下の空行に移動し、新規レコードを入力できる状態にします。

削除 現在カーソルがある1行を削除します。このボタンをクリックすると確認メッセージが表示されますので、削除してよければそのまま[はい]ボタンをクリックしてください。

過去履歴 最後に棚卸画面の[在庫更新]処理が実行される以前の入出庫履歴を「入出庫過去履歴」画面として表示します。

印刷 「入出庫履歴表」を直ちにプリンタに出力して印刷します。画面上で抽出が行われている場合には、その結果だけが出力されます(並び順も画面上のものが反映されます)。

プレビュー 「入出庫履歴表」を画面上でプレビューします。画面上で抽出が行われている場合には、その結果だけが出力されます(並び順も画面上のものが反映されます)。

閉じる この画面を閉じて、「メインメニュー」画面に戻ります。