全般 バーコード「CODE39」のチェックデジットへの対応について 2003/08/12

T'sFactoryシリーズのいくつかの製品では、バーコードを取り扱えるようになっていますが、いずれも「CODE39」と呼ばれる形式となっています。


CODE39は主に次のような特徴を持っています。
  • 英数字と7種類の特殊記号の合計43種類の文字をコード化することが可能
  • 9本のバーとスペースで1つの文字を表す
  • スタート・ストップキャラクタとして「*(アスタリスク)」を使う
  • チェックデジットを付けることができる
  • 主に工業用として使われている

このうち「チェックデジット」は、バーコード化されたデータが正しくリーダーで読まれたかをチェックするためのもので、バーコードの本来のデータの末尾に1文字分として付加されるものです。

T'sFactoryシリーズでは、この「チェックデジット」は扱っていません。チェックデジットを含めたバーコードを印刷することもありませんし、チェックデジット付きのバーコードを正しく判別することもできません。T'sFactoryシリーズ単独でバーコードデータを扱う範囲では特に問題はありませんが、基幹システムや取引先が発行するチェックデジット付きバーコードデータを扱う場合には、そのままでは対応することができません。

そのような場合には、次のいずかの方法で対処する必要があります。
  1. チェックデジットも一般的な1文字なので、部品コードにその文字も含めてマスタ登録する

  2. チェックデジットを使ってデータチェックするようにカスタマイズする
    ※ソース公開版の購入、およびチェックデジットの生成および検査アルゴリズムに基づくプログラムの追加が必要です。

  3. 自社内でバーコードが発行されておりかつ他システムとの関連で可能であれば、チェックデジットを抹消する


※「バーコード」に関してより詳しく知りたい方は、下記ホームページをご覧ください。
     キーエンス「バーコード基礎知識」 http://www.keyence.co.jp/barcode/basic/index.html

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