Microsoft Access(アクセス)による生産管理システム

T'sFactoryシリーズは、Microsoft Accessで作られた、簡易的な生産管理システムです。

生産管理システムというと、受注から発注、生産、出荷、進捗管理や在庫管理、あるいは原価計算・売掛・買掛業務までサポートした大規模な生産管理システム、いわゆるERP(Enterprise Resource Planning)のような統合パッケージを思い浮かべるかもしれません。とはいえ、現実にはいまだに手作業・手計算、あるいは紙や勘に頼った生産管理を行っている工場も少なくありません。そこで、「いきなりERPのような大きなシステムを導入するほどではないが、現状の生産管理業務(主に間接的業務)を少しでも効率化したい」と考えている工場管理者や生産管理担当者向けに構成されているのが、このT'sFactoryシリーズです。

T'sFactoryシリーズは、すべての部門を統合するような大規模な生産管理システムではけっしてありません。1つのソフトは、ある単一の部門、あるいは単一の生産管理業務にしか適用できないかもしれません。しかし、1つ1つは小粒ですが、部門間・業務間のデータ共有という面では、将来的な拡張性も十分考慮して作られています。

さらに、Microsoft Accessの知識があればそれらを自社に合うようにカスタマイズして、自社の業務体系に適合した生産管理システムに育成していくこともできます。

※ソース公開版を使って自社で自由にAccessデータベースをカスタマイズすることも、カスタマイズをご依頼いただくことも可能です。

Access生産管理 T'sFactory の特徴

自社に必要な生産管理の個別機能(ソフト)だけを、安価に導入することができます。

複数の機能(ソフト)を組み合わせて、順次拡張していくことができます。

T'sFactory シリーズ内ではデータを共有することができます。

ネットワーク上の複数のパソコンから共有することができます。

T'sFactory シリーズはMicrosoft Accessで作られており、Access があらかじめ持っているさまざまなデータ操作機能(コピー、貼り付け、検索、置換、並べ替え、フィルタなど)をそのまま利用することができます。

データベース容量として最大2GB までの情報を1つのファイルとして扱うことができ、その範囲であれば登録件数は無制限、また運用方法やカスタマイズによってはファイルサイズも事実上無制限です。

Access の知識があれば、画面や帳票、機能を自由にカスタマイズすることが可能です。

製品ラインナップ

受注出荷管理

本アプリケーションは、製品の受注から始まって、その生産に必要な部品の生産指示、外注品や購入品の発注、そして製品の生産から出荷までの、さまざまな事務的業務を支援するAccessデータベースアプリケーションです。

製品の納期から、各リードタイムに基づいて、部品の生産や納品タイミングを逆算し、それぞれの納期を指示したり、それぞれの手順で必要となるさまざまな伝票類を印刷したりすることで、手計算・手書き業務の効率化を支援します。

また、手配・生産の過程で完了登録を行うことで、進捗状況を把握したり、遅延チェックを行ったりします。さらに、それぞれの完了のタイミングで売掛・買掛を計上したり、入金・支払を計上したりすることで、受注出荷に関わる経理面での管理もサポートします。

部品在庫管理

本アプリケーションは、製造業において、最終製品あるいは納品する最終部品の製作に必要な、「部品」の入出庫や在庫を管理するためのデータベースアプリケーションです。

在庫は任意の保管場所ごとに管理できますので、倉庫別の在庫管理、工場別の在庫管理、あるいはラックや棚別の在庫管理など、多様な分類管理が可能です。

また、どの部品がどこにいくつあるかといった現品管理はもとより、在庫金額や回転率など、経済的な面からも在庫状況を把握することができます。

さらに、日常的な入出庫作業、在庫の確認・把握だけでなく、定期的な実地棚卸に必要な情報も出力でき、その作業を効率化することができます。

また、部品コードや保管場所コードのバーコード票の印刷機能も備えており、市販のバーコードリーダー(USBタイプのもの)を用意することによって、直ちにバーコードによる入出庫データの入力や在庫管理を実現できます。

部品在庫管理Tablet+

本アプリケーションは、基本的な機能は「部品在庫管理」と同じですが、バーコード読み取りなど、現品を扱う場面において、Windows 8 タブレットを使用してタッチパネルを中心に操作することを前提に、下記のような変更を加えています。

Windows 8 タブレットの小さくかつ高解像度のディスプレイを考慮して、部品の入庫/出庫の入力画面を全画面表示にするとともに、入力欄やボタン、フォントのサイズ等を大きくしています。

棚卸入力画面を新たに追加し、そのデータ入力も全画面表示の画面から行えるようになっています。

それらの画面について、マウスを使わず、タップでの操作を簡単に行えるようなインタフェースにしています。また数字入力用にテンキーの画面を設けました。

部品在庫管理Web+

本アプリケーションは「部品在庫管理」のWeb対応版です。基本的な機能はそのままに、データベースにはAccessファイルを使い、IIS+ASP.NETで作り変えたものです。

インターネットを利用することで、より広い範囲から簡単に在庫データにアクセスできます。LAN や WiFi(無線 LAN)環境、端末とブラウザがあれば、工場内の離れた場所、別の工場や倉庫、さらには社外のさまざまな場所からデータ入力したり閲覧したりすることができます。

工程進捗管理

本アプリケーションは、金型製作や設備製作などに代表される多品種、多工程の工場の工程進捗管理業務を支援するためのデータベースアプリケーションです。

あらかじめオーダー別の工程情報を入力し、作業指示書を出力、それに基づいて現場の作業を行うとともに、デイリーの工程別作業実績を入力することによって、進捗確認や作業実績集計などを、オーダー別や設備別に管理することができます。

工程進捗管理POP+

本アプリケーションは、金型製作や設備製作などに代表される多品種、多工程の工場の工程進捗管理業務を支援するためのデータベースアプリケーションです。

「T'sFactory 工程進捗管理」での作業実績入力操作をPOP端末化したものです。基本機能は同じですが、ペーパーレスでの実績入力や進捗管理、よりリアルタイムな時点管理を行うことができます。

部品ピッキング管理

部品をピッキングして製品の組立ラインなどに供給する場合、製品ごとにどんな部品を使うか、いくつ使うか、そしてその部品が倉庫や部品棚のどこに保管されているかを把握しておく必要があります。多種多様な製品を、しかも小ロットで生産するような場合、あるいは部品の種類が多く、保管場所も分散しているような場合、必要な部品のピッキングにはかなりの製品知識や作業習熟が要求されます。本アプリケーションは、「在庫のフリーロケーション管理」を前提とした部品の入庫やピッキング(出庫)、ライン供給作業をサポートするためのデータベースアプリケーションです。

本アプリケーションは、製品の部品構成情報、生産計画、部品の在庫情報を元に、その製品の生産に必要な部品を、どこからいくつピッキング・供給すればよいかを作業者に指示します。

在庫情報も逐一メンテナンスする必要はありません。部品コードや保管場所コードのバーコード票の印刷機能を備えており、市販のバーコードリーダーを用意することによって、直ちにバーコードによる入出庫データの入力や在庫管理を実現できます。

さらに本アプリケーションでは、持ち運び可能なバーコードハンディターミナルを使って、部品の入出庫データを収集したり、ターミナルの画面でピッキング指示を受けたりすることもできますので(製品版のみ、キーエンス社製対応)、作業に不慣れな人でも簡単に部品ピッキング作業を行うことができます。

進捗モニター

本アプリケーションは、生産現場のラインや工程のその時点時点の「予定台数」と、作業者や電気信号から入力された「実績台数」、および予定/実績の「差異台数」をディスプレイ上に表示する、”パソコン版の生産進捗表示器”です。

リアルタイムに進捗状況を表示することで、生産の進み遅れを簡単に把握できるとともに、作業効率に対する認識を高め、見える現場管理を行うことができます。

仕掛品管理

本アプリケーションは、ある一定の数量がまとまったロット単位で、工程間あるいは工場間を製品や部品が移動するようなケースにおいて、それらの仕掛点での在庫数量を管理するデータベースアプリケーションです。

仕掛品在庫は製品や生産場所あるいはロットごとに管理できますので、全工程・全生産場所を通してどこにどのような仕掛があるか簡単に把握することができます。

また、自由な移動ではなく、オーダーごとにあらかじめ工程の経路(仕掛パターン)を決めておき、次の工程が引き取った時点で移動入力を行いますので、オーダーごとの進捗管理も行うことができます。

また、製品等の移動においては、ロット工程管理番号のバーコードを付与した仕掛品移動管理票を印刷することができ、それを市販のバーコードリーダー(USBタイプのもの)で読み込むことによって、簡単に移動実績の入力を行うことができます。

備品貸出管理

本アプリケーションは、工場内や事務所内で使われるさまざまな備品、治工具、計測器/テスター類の個体の管理、およびその貸出・返却の管理を一元的に行うためのデータベースアプリケーションです。

工場内にどんな備品類があり、今どの部門の誰に貸し出しているか、そしていつまでに返却されるかをパソコンで管理することができます。

備品・治工具・計測器などを各利用部門で所有するのではなく、定期的にメンテナンスや校正を行うために、ある特定部門で一括管理しているような工場の備品管理に適してします。

設備保守管理

本アプリケーションは、生産工場で使われる各種の加工設備や装置などのメンテナンス業務を管理・支援するためのデータベースアプリケーションです。

設備に関する保守情報、たとえば定期保守の時期や作業内容などの情報をデータベース化しておくことによって、一定期間の保守計画書(作業指示書)を作成することができます。

また、保守作業の実績を順次登録しておくことによって、設備や作業者ごとの保守履歴を検索したり、故障要因の分析を行ったりすることができます。

部品表管理

部品表は、一般にB/M(Bill of Material)や部品構成表とも呼ばれ、最終製品あるいは納品する最終部品と、使用部品の構成関係(親子関係)や必要数量を表したもので、製造業においては、設計のみならず、生産や発注、あるいは原価計算を行う上でも、非常に重要な情報の1つです。

本アプリケーションは、この「部品表」データをパソコンで一元管理・多面的活用をすることを目的としたデータベースアプリケーションです。

所要量計算

製造業において、ある製品を作るために、どんな部品がいくつ必要か、その製品を構成する部品表データに基づいて計算を行うのが「所要量計算」です。

その計算結果は、部品の手配や品揃え、工程計画など、生産のさまざまな場面で利用することができます。しかし、その所要量計算も、単純な構造の製品、使用部品の少ない製品であれば手計算でも十分対応できるかもしれませんが、複雑な親子関係を持った部品から成る製品や多くの種類の部品を使う製品の場合には、非常に多くの労力が必要となります。また、計算間違いも発生しやすいことでしょう。

そこで、そのような膨大な計算業務を、パソコンを使って効率化・省力化してくれるのが本データベースアプリケーションです。

あらかじめ、1つの製品を構成する部品表データ(構成や必要数量など)を登録しておくことによって、さまざまな角度からの所要量計算を、簡単かつ迅速に行うことができます。

日程管理

本アプリケーションは、主に、繰り返し・見込み生産を中心とした量産工場向けの、生産計画の作成を支援するためのデータベースアプリケーションです。

大日程となる月別生産計画から始まって、中日程となる日別生産計画、さらにラインや設備に実際にワークを投入する指示書ともいえる投入計画を、パソコンの画面上で作成することができます。

しかし、ただパソコンを使って生産計画を入力し、プリンタで計画表を印刷するだけではありません。生産計画をデータベース化することによって、毎月・毎日繰り返される生産計画の策定作業を効率よく行うことができます。

また、やみくもに生産数量を入力するだけではありません。あらかじめ、能力の基準となる生産カレンダや、負荷の基準となる各製品の標準時間を登録しておくことによって、両者のバランスをグラフで確認しながら生産計画を調整していくことができます。

さらに、月別の生産計画を、負荷平準化された形の日別生産計画に「自動展開」することが可能です。面倒な負荷山崩しの計算を瞬時に行うことができます。

本アプリケーションを使うことによって、日程管理や負荷・能力管理の両面で、生産工場の間接的業務の大幅な効率化・省力化を図ることができます。

出来高管理

本アプリケーションは、デイリーの工場の出来高実績と就業実績を入力していくことで、月別・日別の出来高を集計・管理するためのデータベースアプリケーションです。

各製品の出来高数量とその標準時間等によって計算されるいわば工場の「収入」と、その生産のために投入した就業時間と就業人数およびレートによって計算される「支出」の金額を比較・分析する、「工場の家計簿」的なアプリケーションです。

タイムレコーダ

本アプリケーションは、工数集計や勤怠集計も可能な、パソコン版タイムレコーダです。社員コードを入力するだけで入場時刻・退場時刻を記録することができます。

社員コードの入力では、キーボードからの入力やマウスでの選択の他、付属の社員証のバーコードの読み取りやFeliCaのICカードの読み取りに対応しています。

さらに、その情報はデータベースに保存されていきますので、それを集計することによって、部門別実能力工数や社員別実勤務時間を算出することができ、工数管理や勤怠管理にも役立てることができます。


   


Access生産管理「T'sFactory」に関する詳しい情報は、下記サイトをご覧ください。

http://factory.tsware.jp/





T'sWare ティーズウェア
http://www.tsware.jp/ t.hoshino@tsware.jp



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